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温泉の豆知識

温泉療法:温泉療法とは?

日本古来の湯治にみられるように、私たちは昔から温泉に治療の効果を少なからず求めてきました。しかしながら、1泊2日の温泉旅行で病気が治ることを期待しても良いのでしょうか?温泉には確かに治療効果が得られる場合もありますが、西洋医学に代表されるような即効性を期待できるものではありません。気長にゆっくりと取り組むことが求められます。

さて、ここでは温泉を使ったいわゆる温泉療法というものをいくつかご紹介します。この温泉療法は日本国内に限らず、海外にもみられるもので必ずしも入浴という形態をとっていない場合もありますので、温泉に浸かる際の参考にしてみましょう。

物理的作用

温熱効果
私たちが最も直感的に理解できる温泉の効果です。温泉に入ることによって、温泉の熱が体内の血管を拡張し、体内の循環・代謝を促進します。また筋肉の緊張をほぐし、痛みを和らげます。ぬるめの湯に浸かれば副交感神経が働き、精神的な安定が得られます。さらに温泉の含有成分によっては入浴後の保温効果も得ることができます。
水圧効果
温泉に浸かると、下半身に水圧がかかり体液が上半身に押し戻されます。人間の身体は、この状態を体液過多と感じとり、利尿を促進します。これにより体内の血流量が抑えられ、心臓の負担が減少します。また実際に水圧がかかるため、手足のむくみの解消にも効果があります。
浮力効果
水中では浮力が働き、身体が軽くなります。その分、間接への負荷が軽減されますので、この効果を応用して、水中での腰や膝などのリハビリが行われています。
粘性抵抗効果
水中では、水の粘性という性質により、身体が倒れにくくなります。また同時に身体を動かす際に適度の抵抗が得られます。これらの効果を利用して、筋力回復のトレーニングが行われます。

化学的作用

溶存イオン効果
泉質により様々な効果が得られますが、含有イオンによる直接的な効果のことを言います。多くは即効性を期待できるものでは無く、時間をかけて体内に取り込むことによって効果が得られます。

精神的作用

温もり
人は母親の体温に育まれて誕生し、母親の温もりに触れながら成長します。また暖かい布団の中で寝ることによって身体の疲れを癒します。温かい湯船にゆっくりと身体を委ねる温泉にもそのような癒しの効果があると考えられています。
広い湯船
現代の人々は人工的な狭い空間に押し込められて生活しています。風呂場も、より大きな浴槽が好まれてきてはいますが、多くはスペースや水道費、燃料費の兼ね合いから小型の浴槽やユニットバスが設置されており、足を伸ばすことすら困難です。一方、多くの温泉宿では大きめの湯船が置かれており、全身を伸ばして入浴することができます。手足を伸ばした開放感は自宅では味わうことができません。
日常からの解放
温泉では、疲れた身体を癒すだけではなく、自然の中で普段とは違うゆっくりした時間を過ごすことができます。日帰りでも十分なリラックス効果が得られるのではないでしょうか。温泉は身体的には即効性はありませんが、それとは別に精神的な癒しをもたらしてくれるのです。