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温泉の豆知識

温泉の定義:源泉かけ流し

その温泉は源泉100%のかけ流しですか?

別項で温泉法について解説しましたが、実は現行の温泉法には大きな抜け穴が存在します。というのも、温泉法では、温度や成分のデータは温泉の採取地(泉源)でのものを採用しているため、広い湯船にたった1滴でも基準をクリアしている温泉が入っていれば「温泉」と名乗れることになってしまうのです。つまり、温泉の提供方法については何も規定していないことになります。湯船のお湯の成分を計測したら源泉1%未満などと言う温泉があり得るのです。

では、私たちは何を根拠に温泉を選べば良いのでしょうか。まず、最も大切なポイントは、その温泉が「源泉100%の温泉」を使用しているかどうかという点です。何も足さず、何も引かず、100%の源泉が湯船に流し込まれているかということです。そして、次に重要なのが、その源泉を湯船からそのままオーバーフローさせているか、つまり湯を循環させずにかけ流しにしてあるかという点です。この2点を基準に温泉を選べば間違いはありません。

ちなみに循環式が採用されている浴槽では、浴槽内のお湯を何度も循環させて使用しますので、レジオネラ菌の繁殖原因となります。このような施設での死亡事故は後を絶ちません。また保健所などの指導で湯船にも大量の塩素などの消毒剤が投入されているケースもあり、温泉本来の良さを全く感じられなかった、などということもあるのではないでしょうか。

この問題に対応して温泉法施行規則が改正され、平成17年5月24日から、温泉利用施設において、温泉に加水・加温・循環装置の使用・入浴剤添加・消毒処理などを行っている場合は、その旨とその理由の掲示が必要となっています。罰則規定があるにもかかわらず、実際には掲示がされていない施設も多くあるようですが、入浴前に確認されては如何でしょうか。

温泉生活では、温泉本来の良さを味わうために、源泉100%のかけ流しをお薦めします。