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温泉の豆知識

温泉の定義:自然湧出と汲み上げ

自然を破壊することのないように

温泉法の規定で、源泉の採取地点で25℃以上の水温があれば温泉と認定されるため、今では全国各地で大規模な温泉掘削が行われています。地下水の水温は100m掘る毎に1℃~3℃程度上昇するので、地下水さえ存在すれば2000m程掘ればほぼ確実に25℃以上の条件をクリアすることができます。果たしてこれは温泉と呼べるものなのでしょうか?

地上に雨として降った水は、非常に長い時間をかけて地中に浸み込みます。その地下の水脈を短期間に大量に汲み上げ続けた場合、水源はいずれ枯渇します。温泉ブームに伴って、宿の大規模化、湯船の大規模化が進むにつれ、水源の枯渇は深刻な問題になりつつあります。有名温泉地でも例外ではありません。最近では、温泉の汲み上げ量に規制を設ける地方自治体がでてくるようになっています。

観光のために自然を食い物にするようでは、自然と触れ合う温泉の癒しの意義が薄れてしまいます。温泉宿や温泉地はやみくもに営業規模の拡大を図るのではなく、その湧出量にあった規模で品質の良い温泉を提供すべきだと考えています。